投資手法 ドルコスト平均法と一括買いどっちがいいの?
今回は購入時の投資手法について考えたいと思います。
買いの時は毎月定額購入(ドルコスト平均法)と一括買いどちらがいいのでしょう?
それぞれのメリット・デメリットを整理して、自分に合ったものを見つけましょう。
ドルコスト平均法とは
定期的に同額を買い付けること
例えば
- 毎月1日に10,000円買い付ける
- 毎日333円買い付ける
ドルコスト平均法のメリット
- とにかく楽
- 購入価格を平準化できる
- 精神衛生上負荷は低め
とにかく楽
上記の例ような買いの注文を設定することができます。
私の場合は毎月17日に33,333円の買い注文が自動で入るよう設定しています。
要はこの設定を済ませてしまえばもうやることありません・・・。
ね!楽でしょ?忙しい人向けです。
購入価格を平準化できる
これは相場が最高値のときに買ってしまうことや、最安値のときに買いそびれてしまうといったことを避けることができます。
たとえ設定したタイミングに最高値がきてしまい、買いの注文が入ったとしても(その逆も当然ありますよね)、長期に積み立てるほど結果的に平均的な位置で買い付けることができ、相場が下がっている期間でも損失をマイルドにしてくれるわけですね。
精神衛生上負荷は低め
マイナス局面で損失をマイルドにしてくれるという点はうれしいですよね。
投資規模が大きくなるほどその損失額大きくなるわけですから。
ドルコスト平均法のデメリット
大きく儲けることはできない
上記で述べているように損失をマイルドにできるということは、利益もマイルドになってしまうということですね。
定期に同額を買うということは安い場面で大量に買い付けないということですから、リターンの幅は期待できなくなりますね。
一括買いとは
投資に回せる現金をある地点で一括で購入すること
ドルコスト平均法のメリット・デメリットを述べたところで一括買いのメリットとデメリットも見えてきたと思いますが、整理していきます。
一括買いのメリット
大きく利益を伸ばすことができる
とくに価格が右肩上がりの場面一括買いの旨味を享受することができます。
(機会損失を防ぐことができるわけですね。)
理由はおわかりの通り、右肩上がりの場面では結果的に安い位置で一気に買うことになるからですね。
一括買いのデメリット
- 損失がおおきくなる
- 売りを見据えなければいけない=管理大変
- 精神衛生上負荷が高い
損失が大きくなる
相場が上がると予想し、仕込んだ矢先に価格が下落局面になれば損失の幅もおおきくなります。
売りを見据えなければいけない
一括買いのメリットを最大限にするためにはプラスの時に売り抜けなければいけないですよね。
そのためには分析やチャートの確認など、一定の管理は必要ですよね。
精神衛生上負荷が高い
特定のポジションにフルコミットしてるわけですから気が気じゃないですよね。
それがマイナスになったらガクブルですね・・・。
まとめ
それぞれのメリット・デメリットを確認したところで、投資手法が見えてきたのではないでしょうか。
ドルコスト平均法だったらインデックス投資のような長期積立に向きますし、まとまった資金が準備できない場合などにも有効でしょうね。
あとはなにより精神が安定して続けられそうです。
一括買いは長期積立や保有というよりは短期トレードで威力を発揮しそうですよね。
相場を読む自信がある人は短期的に収益を伸ばせると思います。
投資にどれだけ時間を費やすことができるか、という点でも投資手法はかわると思います。
ドルコスト平均法(インデクッス投資)を実践するなら以下の記事も併せてご確認ください。
投資においてなにか参考になる部分があれば幸いでございます。
それでは良き投資ライフを。