2019年 投資信託パフォーマンスランキング
2019年投資信託のパフォーマンスの振り返りということで、いくつかのファンドを
見ていきつつ、ドルコスト平均法で毎月定額積立した場合の成績はどうなったのか、というところも見ていきます。
投資信託に興味がある方や、ドルコスト平均法で毎月積み立てをしている人にとっては、ファンドのパフォーマンスと実際の運用成績は変わりますので、今後の積立頻度や金額など見直す参考になるんではないでしょうか。
ファンド選定
SBI証券の週間の販売金額ランキングから選びました。
今回は国内株式と国際株式それぞれ上位から2つのファンドを選んだので、ファンド名
としては次のものになります。
国際株式のランキングとしてはSBIバンガードS&P500インデックスファンドが1位だったんですが、今年できたばかりのファンドでデータが1年分ないことから、同じベンチマークであるeMAXIS Slim米国株式(←現在投資中)を選んでいます。
投資信託パフォーマンス比較
2019年、1年間のパフォーマンスを表したグラフです。
データの期間としては2019年1月4日から2019年の12月25日までで、1月4日を基準に、それぞれのファンドが100ポイントからスタートしたとして、ファンドのパフォーマンスを見ています。
パフォーマンスは下記の通り。
2019年はどのファンドも伸びて終えていますが、これは2018年のクリスマス暴落から大きく下げてからの2019年スタートだったっていうこともあるでしょう。
今年になって指数に連動した投資信託を始めた方は勝っている方がほとんどではないでしょうか。
そしてこういったファンドに投資している人は(私も含めて)長期積立をスタンスとしている人もけっこういるかと思います。
以下ではドルコスト平均法で積立をした場合の運用成績をシュミレーションしてみます。
2019運用成績(ドルコスト平均法で運用した場合)
このグラフは各月の月初に10,000円の積立投資をしていった場合の1年間の運用成績をシュミレーションしたものになります。
買付日の基準価額に対して、それぞれの日の基準価額が何%増えたか、減ったかを見ています。
ドルコスト平均法で投資した場合の運用成績は下記の通りです。
ファンドそれ自体のパフォーマンスとドルコスト平均法でけっこう差が出ました。
まとめ
ドルコスト平均法は下げの局面には優位性がありますけど、やっぱり上げの局面では
機会損失になってしまうことが浮き彫りになった1年ですね。
思い返してみると、ファンドに長期積立をはじめたのは、中長期で見れば右肩上がり
のトレンドを期待できるから買ったわけなんですよね。
そういった前提に立ち返ると資金があれば一括買いのほうが投資効果が大きいです。
もちろん基準価額が下がれば入れた金額分の影響は受けますけど、ファンドそのものが分散投資の効果あるので投資手法くらいはリスクをとりに行くのもありかなーって思いました。
というわけで、2020年も引き続きeMAXIS Slim米国株式を投資対象としますが購入方法についてはよく検討していきたいと思います。
こうやってデータをまとめてみると自分の投資手法だったりとか振り返るいい機会になりますね。
本記事になにか参考になる部分があれば嬉しく思います。
今回の記事はYoutubeで動画にしています。
音声が良い人はぜひご視聴おねがいします!
それでは良き投資ライフを。