逆イールド!?インデックス投資→だまって積立てます
逆イールド出現!?
どうやらリセッション(景気後退局面)の前兆と言われる現象らしい・・・。
そんな中投資においてどう立ち回るか考えを整理しておこうと思います。
逆イールドとは
逆イールドとは、短期金利が長期金利より高くなっている状態のことをいいます。
2年債と10年債の利回りは14日の米市場で一時逆転した後、順イールドに戻っていたが、アジア時間15日には10年債利回りが一時2bp低下の1.5573%となり2年債の1.5609%を再びわずかに下回った。
グラフで言うと右肩下がり。
ふつうは短期金利が長期金利より高いなんてことはないですよね。
なぜ短期金利が長期金利より高くなるのか?
1. おさえておくべきポイント
債権価格と金利の関係性
この関係性の説明については検索すればすぐに調べられますので割愛します。
2. 背景
米中貿易摩擦
米中貿易摩擦を受けて米国や世界景気の減速懸念が強まり、金融緩和が長引くとの見方から長期債が買われやすくなっている。
日本経済新聞より
3. 投資家のマインド
①米中貿易摩擦を受けて景気の減速懸念がある
→②影響を受けやすい株式より安全資産である国債へ投資の比重をずらそう
→③国が潰れることは考えずらいから、金利が高いほうの長期債券へ資産をずらそう
4. 結果
景気減速の不安の中、資産を守ろうと急激に長期債券への需要が高まったわけですね。
債権の需要が高まるということは、債券価格が上がり、金利が下がるということ。
需要多寡により長期債券の利回りが短期債券の利回りを下回ったわけですね。
投資は控えるべき?
ピンチはチャンスですよね。
個人的な話をしますと、わたしはインデックス投資をしていますので、継続して買うの一択です。
将来的にまた右肩上がりの成長をしてくれるとの前提をとっていますので、今の状況はむしろ投資商品を安く買い付けができるものと考えています。
インデクッス投資だけじゃなくても、今後は景気後退局面に入ると信じるなら売りのポジションを持つことで利益が狙えますもんね。
資産が目減りする状況は正直しんどいですが、それで相場を去ったら損失を残して終わっちゃうわけですからね。
それではみなさん、良き投資ライフを。