成長株の選び方
最近個別株を買い始めました💪
成長株の期待があるものを購入しています。
今回はどこに着目して成長株を探すのか、といったテーマです。
はじめに
成長株とは
持続的に株価が成長することが期待できる株のことですが、ここでは少し具体的にして、ダブルバガー・トリプルバガーを狙っていけそうな株を探していきましょう。
投資手法
成長といっても短期でドカンっていうのはなかなかないと思うので、中長期ホールドしてキャピタルゲイン(売買をして利幅で儲ける)を狙っていきます。
目的
上記では中長期という表現をしましたが、ある程度の期間(2〜5年)で大きな利益を狙います。
注意
ただ投資において、大きな利益や短期間で成果を出すというのは損失のリスクが高くなる傾向にありますので、まずは少額で始めて、自身の手法や考え方を検証したほうが良いです。
成長株となる企業のポイント
成長株を見極めるのに以下を確認します。
- ①増収率
- ②営業利益率
- ③純利益
- ④自己資本比率
- ⑤上場してからの経過年月
基本的には上記情報は会社四季報から取集します。
また、①から⑤に関しては以下の本を参考にしております。
参考:会社四季報の達人が教える10倍・100倍株の探し方
①増収率
年間の売上高の成長率が20%以上成長しているかどうか。
年間20%の成長というと、4年間で売上高が2倍になる計算です。
ここでの成長とは取引の規模が大きくなっているか?ということです。
もちろん売上高をでかくするだけでなく、当然利益が出ているのかという点も重要ですが、まずは毎年規模が大きくなっているか確認します。
②営業利益率
営業利益率が10%以上あるかどうかに着目します。
営業利益を見るということは、本業で稼ぐ実力があるかどうかを見るということです。
10%という数字は参考本の引用ですが、一般的に10%出ていれば優良と言えるよ、という記述でした。
製造業で10%あれば確かに優秀だと思いますが、ここは同業種と比較するのがいいでしょうね。
業態によって営業利益が出やすい、出すのが難しいといったこともありますからね。
③純利益
四季報または企業が出している業績予想を見て、当期の純利益が過去最高となる予想になっているか、こういうところも投資家は評価します。
売上に伴って毎期純利益が上昇していると株価も大きく成長する傾向にあります。
④自己資本比率
これは企業の安全度(つぶれる心配はないか)を見る数字ですね。
自己資本比率が高ければ総資産に対する負債は少なく、企業が健全だといえます。
体感的には少なくとも50%前後はほしいところですよね。
毎期十分な売上の計画があったとしても、不測の事態で当期の売上が減少することが発生したら、自己資本比率が30~40%では投資家の不安を煽るでしょう。
⑤上場してからの経過年月
上場日を確認して5年以内であるかどうか、という見方もあります。
これに関しては①から④の数字が十分であることが前提ですが、ある程度の期間(2~5年)で大きめの利益を狙う場合には参考になるかもしれません。
短期で大きく株価が成長する企業の特徴として、上場から5年以内であるということが傾向としてあるようです。
実際に探してみる
成長株となる材料を確認したところで、具体的にどうやって探すかというところですが、これは手っ取り早くスクリーニング機能を使いましょう。
わたしは四季報オンラインの有料会員に登録しているので、四季報のスクリーニング機能も多用するのですが、スクリーニングするくらいだったら証券会社のWebからお金をかけずにできるので、今回は楽天証券のものを使って紹介します。
検索の項目(図の赤枠)はたくさんあります。
成長株を探す場合だったら図の左側にある項目をピックアップすればだいぶ企業数をしぼれます。
それでもまだまだ多い場合は今度は数値をいじりましょう。
(例:売上高営業利益率の最小値を10にするなど)
上記の①~⑤については、各個別銘柄のページにある四季報の欄があるのでそこをクリックすれば簡単に見れます。
例として楽天証券を使いましたがSBI証券も同様に調べることができます。
購入銘柄
現在所有している株は下記です。
- ジーエヌアイグループ(2160)
- ストライク(6196)
- RPAホールディングス(6572)
購入した株についてはまた別の記事で、どういう考えの元購入したかというような内容で紹介していきたいと思います。
それでは良き投資ライフを。